水無月(みなづき)とは陰暦の6月の異称です。
ちなみに10月を神無月(かんなづき)と呼びます。
水が無い月とはどういうことかというと、中国文化圏の太陽太陰暦では一月に立春を置くため新暦から1ヶ月ほど遅れるので、梅雨を意味する五月雨(さみだれ)という言葉があります。旧暦の水無月は現在の七月に当たります。その上旬は梅雨で、続く夏も雨が比較的多い季節です。なぜ雨が降るのに水無月なのでしょうか。
実は、「みなづき」の「な」は「無」ではないのです。この「な」は現代日本語の「の」と同じ属格(所有格)を表す後置詞で、「水な月」とはつまり「水の月」、「神な月」とは「神の月」のことなのです。「な」に「無」の字を使うのは単なる当て字だそうです。だから水無月に雨が降るのは当然ということになります。神無月に日本中の神が出雲大社に行ってしまうので神がいなくなり、逆に出雲では神が集まるので「神有月(かみありづき)」と呼ぶというのは、「な」が使われなくなった時代に作られた俗信だそうです。
しかしながら諸説様々です。調べてみるのも楽しいです。