奈良県北葛城郡新庄町東室(現:葛城市東室)にある梅乃宿ゆず酒醸造元の梅乃宿酒造の蔵元の庭には樹齢280年の古梅の大木があり、春になると鶯が宿ることから「梅乃宿」と名づけられました。愛飲家に定評の梅乃宿の酒は平均精米率がなんと50%以下というからおどろきです。また、一本一本発酵状態の違う仕込みタンクの酒を管理して育てる杜氏と蔵人たちの勘と経験はまさに神業といっても過言ではありません。酒は、辛味、甘味、苦味、渋味がミックスされ旨味を表しています。「梅乃宿」の旨味の秘訣は、甘さを感じさせない旨さ、五味のバランスがとれた立体な味と私は解釈しています。
そんな蔵元が世に送り出す定評ある純米酒で、今流行の「柚子」を使って、醸した和のリキュールがこの梅乃宿 ゆず酒です。絶品の美味をお楽しみ下さい。