旬花のウイスキーコラムその2は「ニッカ セッション」です!
先日ニッカウイスキーから新しく発売されて話題になっていまして、すでに需要に供給が追い付かない状況です。
世界中からジャパニーズウイスキーが注目されている現状の中、新しいウイスキーを発売されるニッカウイスキーの心意気が凄いです!!
銘柄:セッション
生産地:日本
熟成年数:
種類:ブレンデッドモルト
キーモルト:宮城峡、余市、ベンネビスほか
流通年代:2020年~
内容量:700ml
アルコール度数:43%
~メーカーホームページより~
華やかな香りが特徴のスコットランドのモルトと、ビターな余韻が特徴の日本のモルトが出会い、互いの個性を発揮しながら繰り広げる心地よい音楽のようなウイスキーです。華やかな香りとモルトの香ばしさ、なめらかな口当たりとオークの甘さ。ビターをともなうピートの余韻が特徴です。
色 :薄めのゴールド
香り :ニッカらしいほのかに香るピート感とベンネビス由来と思われるバニラ香、華やかなフローラル感が漂う。
味わい:ストレートもロックも飲みましたが今回はハイボールコメントです。 グラスを近付けると華やかな香りがして、一口目は柑橘系のレモンやマスカットの風味といったさっぱりとした味わいからうっすらとピート感が鼻から抜けて行きます!
二口目以降はフローラル感とウッディな風味とほのかに香るピートとバニラ感が気持ち良く混ざり合って喉を通って行きます!
ゴクゴクいけてしまう飲みやすい味わい深いハイボールです!
まずはこの原酒不足と言われているこの時期に新ブランドのウイスキーを発売されたニッカウイスキーの心意気が凄いですね!
価格も3800円と手に取りやすく、味わいも竹鶴に勝るとも劣らない出来映えです。
味わいの雰囲気は竹鶴NV黒ラベルに近いような気がします。
今では「ワールドブレンデッドウイスキー」と言うカテゴリーが浸透してきましたが、セッションも余市と宮城峡の個性を残しながらスコッチウイスキーとのブレンデットモルトもうまくいっているように感じました。
バニラ感強めのベンネビスが全面に出て来ていませんし、「ニッカウヰスキーらしさ」がしっかりとそこに有ります。
宮城峡の甘やかですっきりとした味わい、余市のスモーキーさと濃厚さ、ベンネビスのウッディながらも華やかさとバニラ感が調和して新しい味わいを生み出していることがまさに「セッション」
さっぱりとした味わいは日本料理の食中酒にもピッタリです!
是非食中酒として、ハイボールでおすすめします!
ストレートもロックもご用意しております
大将おすすめ度:☆☆☆☆☆