ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝氏の名前を冠したウイスキー竹鶴25年は余市蒸溜所の原酒と宮城峡蒸溜所の原酒をバッティングして造られています。
25年を超える長期熟成モルトを丁寧にヴァッティングしたニッカウヰスキー最高峰の逸品。
幾つものウイスキーの最高賞を受賞しています。
しかし惜しまれながら2019年に終売になってしまいました。
竹鶴25年は私がこれまで飲んできたウイスキーの中でも確実にトップクラスの美味しさのジャパニーズウイスキーです。
竹鶴25年には個人的に強い想い入れがありますが今回は冷静にテイスティングをしてコラムにしたいと思います。
銘柄:竹鶴25年 ピュアモルト
生産地:日本
生産者:ニッカウヰスキー
熟成年数:25年以上
種類:ブレンデッドモルト
キーモルト:余市蒸溜所原酒 宮城峡蒸溜所原酒
流通年代:2012年5月~2019年3月終売
内容量:700ml
アルコール度数:43%
参考小売価格:70,000円(税別)
色:濃い琥珀色
香り:シェリー樽由来の甘い香り、豊かに広がる樽由来のバニラの甘やかさ、ほのかに香ってくるピートの香りとビター感が絶妙
味わい:口に含むと甘やかな味わいが広がり、樽の風味と少しのピートが心地良く存在感を現してきます
複雑な味わいが美味しさとなって余韻に繋がっていきます
竹鶴25年は素晴らしい一杯でした!
芳醇な香り、バランスの良い味わいの見事なジャパニーズウイスキーです。
お好きな飲み方でゆっくりと味わっていただくのが一番良いのですが、敢えて今回は特に秀逸だったのはハイボールです。
竹鶴25年をハイボールで飲む機会はなかなかないと思いますが、ストレートの力強さとロックの華やかさがハイボールの一杯に美味しく漂っています!
この一杯を味わうのなら全然勿体なくないです。
ただ、やはりお高い一杯になってしまいます。
終売前は全国規模で争奪戦が繰り広げられていました。
終売になってからはより貴重なウイスキーになってしまいました。
大将のおすすめ度:☆☆☆☆☆