店主からのご挨拶
9月 初秋を迎えました。
今年の夏は物凄く暑いですね!
梅雨明けから真夏日、猛暑日、酷暑日がこんなに続くことを経験した事がありませんでした。
そして大型の台風がどんどんやって来て線状降水帯を作り日本各地で豪雨や水害を引き起こしています。
「観測史上初」ですとか「生活するのに危険な暑さ」という言葉が今夏もたくさん飛び交っています。
引き続き台風の影響で豪雨による災害や被害にお気を付け下さい。
更に新型コロナウイルスの影響も未だ衰えていません。
今後も自然災害とコロナウイルスとどう付き合っていくのかの対策を根本的に変えていく必要があるのだと改めて痛感致しております。
農産物や鮮魚も猛暑・豪雨の影響で大きく影響が出ている状況です。
更に中国の輸入禁止も大きく影響して来ると思います。
日本国もしっかりと団結して風評被害を乗り越えたいですね!
さて、穏やかな秋はまだまだ先のようですが、それでも朝晩は風がやや冷たく感じる頃です。
そうなりますとやはり山々の紅葉の季節になって参りますね。
善光寺さんも少しづつ秋の装いになってまいりました。
そして秋といえば「味覚の秋」でございます。
旬花では秋の食材をふんだんに使ってまいります。
この秋は是非とも旬花で味覚を満喫していただきたいと思います。
残暑が厳しいですがエアコンで風邪などひかれませんようお身体にお気をつけ下さい。
9月は、「秋の訪れ」を表現した会席料理を御用意してお待ちしております。
今月は「山崎12年(ハイボール)」「而今(日本酒・三重県)」「森伊蔵 (芋焼酎・鹿児島)」をお勧めしております。
是非ご賞味下さい。
陰暦 長月(9月)の由来。
◆長月(ながつき)
九月は、辺りの木々すっかり色づき紅葉の頃。
空気も澄み切っていますから夕暮れが美しい!
しかしあっという間に辺りは暗くなる
「秋の陽のつるべ落とし」というくらい。
夜が長くなる、夜長月(よながつき)から来ていると言います。
語源は諸説あり
新暦の十月上旬から十一月の上旬にあたり
夜がだんだん長くなる「夜長月(よながつき)」の略とする説。
その他、雨が多く降る時季であるため
「長雨月(ながめつき)」から「長月」になったとする説。
「稲刈月(いなかりづき)」「稲熟月(いなあがりつき)」
「穂長月(ほながづき)」の約や、稲を刈り収める時期のため
長月の「長」は稲が毎年実ることを祝う意味からといった説。
「名残月(なこりのつき)」が転じたとする説などがあります。
この中でも「夜長月」の略で「長月」になったとする説とする説は
中古より広く信じられている説で最も有力とされています。
重陽の節句 9月9日 (10月中旬)
9月9日を重陽の節句というわけは?
重陽の節句の起源は、ほかの節句と同様で古来中国にさかのぼります。中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。
中国ではこの日、菊の香りを移した菊酒を飲んで邪気を払い長命を願うという風習がありました。これが日本に伝わり、平安時代には「重陽の節会(ちょうようのせちえ)」として宮中の行事となりました。
その後明治時代までは庶民のあいだでもさまざまな行事が行われていたといいますが、残念ながら今では私たちの日常生活とは縁遠くなってしまいました。
旧暦の9月9日というと現在では10月中旬にあたり、ちょうど田畑の収穫も行われる頃、農山村や庶民の間では栗の節句とも呼ばれて栗ご飯などで節句を祝ったということです。
さかんに行われていた重陽の節句が、現代に引き継がれていないのは、旧暦から新暦にこよみが移り、まだ菊が盛んに咲く時期ではなくなってしまったことが大きいのかもしれません。